気と気

人間同士の関わり合いの中で生きていると、周りから何らかの力のようなものを受けているんじゃないかと思う。そして、自分もそれに押し込まれてしまわないように押し返しているんじゃないかと思う。自分の押す力よりも相手の押す力の方が大きいと圧倒されたり、自分の力のほうが強かったりすると威圧感を与えてしてしまったりするんじゃないかと思う。

「す、すげえ気だ・・・! オラ、ワクワクしてきたぞ!!」みたいな。

周りから受ける力の感じ方にもいろいろあって、乱暴に突き飛ばされることもあれば、優しく受け止めてくれることもある。圧倒的な力で押さえ込まれることもあれば、暖かく包んでくれることもある。

自分がいて相手がいる。そしてその間にそれぞれが持つ圧力が拮抗している境界があるんじゃないかと思う。そこにある力関係を的確に感じれるようでありたい。そして相手の押し方によってその境界の形を自在に変えられるようでありたい。

そして、お互いから感じる力が心地よい人たちとずっとつきあっていくんだろうなと思った。